松下農園の農園長(@matsushitanouen)です。
この記事では、スーパーでの柿の購入はやめておくべき理由を説明していきます。
秋の味覚として代表的な果物の一つに柿が挙げられますよね。
きっと旬の季節になると柿が食べたくなり、スーパーで購入する方が増えてくるかと思います。
しかし、スーパーで柿を購入するのはオススメしません。理由は鮮度にあります。
スーパーの柿はどのようにして出回るのか
柿がスーパーに並ぶまでにはどのような流れを通っているのかというと、まず柿に限らず農作物は一度必ず市場に流通することになります。
柿がスーパーに並ぶまでの流通経路
流通経路は一般的にはあまり知られていないかも知れませんが、柿がスーパーに並ぶまで6つの経路を渡ります。
まず、農家から組合に渡り、市場へ出荷され卸業者に渡ります。
卸業者からスーパーや八百屋などの小売店へ向かい、棚に並ぶことになります。
流通の危険なところ
関東地方でつくられた柿が一度大阪の市場などに出荷されて、そこで競り落とされたものが再び大阪に戻ってくるということもあり得ます。
また九州地方でつくられた柿が、東京の市場に出され、競り落とされたものが北海道まで届けられるということもあるでしょう。
このように実際に店頭に並ぶまでには、場合によっては日本全国を飛び回っている可能性があるということです。
スーパーに並んでいる柿は青い柿
スーパーに並んだ柿を購入してはいけない理由として、柿がスーパーに出回る経緯を考えてみても新鮮ではないという事がわかります。
ちょうど食べごろの時期に収穫をしてしまうと、実際にスーパーに並べられるときには、かなり熟した状態になってしまいます。
柿が実際にスーパーに並べられるまでには、収穫してから時間が経つことになるため、農家は食べ頃ではない青い状態で出荷することになります。
つまりスーパーに並んでいる柿は、青い柿を収穫し時間が経って赤くなった柿という事になります。
食べごろな柿
このようなことからスーパーに並んでいる柿はオレンジ色をしていて美味しそうに見えるかもしれませんが、実は収穫をしてからかなり日数のたったものであり、新鮮なものではないということです。
まとめ
- スーパーに出回るまでの長い経路で柿が傷付いている可能性がある
- スーパーに並んでいる柿は食べ頃ではない青い柿であって時間が経って赤くなっているだけ
松下農園では採れたて新鮮な柿を全国にお届け
松下農園で柿を注文したら、採れたて新鮮の柿を直接自宅へとお届けします。
是非、採れたて新鮮の柿をご賞味下さい。